合格後ってどんな感じ?その2
皆様、こんにちは。司法書士の竹本海雅です。
少し間が空いてしまいました。今回は前回の続きを書いていこうと思います。(前回のブログはここから!)
11月にはようやく最終合格者が発表されますね。この日をもって名実ともに司法書士件の合格者を名乗れるわけです。ここまで来るのに要した時間と費用を思うと感慨深いものがありました。その日から数日後に合格証書を頂き合格を実感するわけです。
その後は合格祝賀会が待っております。東京を中心に、予備校によっては大阪などでも行われます。札幌ではLEC主催の祝賀会がありましたね。さすがLEC、金持ちですね(笑)
もし祝賀会に行かれるようでしたら、東京と自身の受験地の近くに祝賀会をお勧めいたします。まずは東京で行われる祝賀会が一番大きいからですね。これは言わずもがなですが会場によっては100人単位での合格者が一堂に会します。そこでたくさんの苦労話に花を咲かせるもよし、画面上でしか見たことがなかった予備校講師陣と直接お話しするもよしです。私は大阪の合格祝賀会に参加したのですが、そこで知り合った同期とそのまま2次会に行って札幌と大阪で地域は違いますが互いの健闘を誓い合ったものです。
12月からは所謂研修期間に入ります。場所にもよりますが、大体12月から3月ごろまで研修が続きます。研修は①中央新人研修②ブロック新人研修③配属研修(場所によっては単位会の研修)の3つ、場所によっては4つあります。
特に最初に行われる中央新人研修はスケジュールが非常にタイトです。ひとまず一日2つくらい進めていくつもりでいかないとすべての研修項目が終わらない可能性があるほど量が多いです。基本的にはインターネット研修なのでパソコンやスマホがあれば受けることが出来ますが、個人的にはパソコンで受けることをお勧めします。というのも量が多いので基本的には倍速機能を使いたいのですが、この倍速機能がパソコンでしか利用することが出来ないからです。
ちなみに私は研修最終日に何とか全ての項目を終わらせることが出来ました、、
ブロック新人研修は基本的には集合形式なので、基本的には登録をする予定の地域で研修を申し込んで、同期と研修を受けます。この期間は地域よって異なりますが札幌の場合ですと7日間でした。この期間は朝から夜まで基本的に缶詰め状態ですので研修が終わったらいい時間なんですよね。なのでその後にご飯を同期の方と食べに行ったりしてました。基本的にはこの期間で仲が深まっていって今後の長い付き合いに発展していったりするんですよね。
その後は配属研修といいまして、先輩司法書士の先生の事務所にお邪魔させていただいて司法書士の仕事を現場体験する研修がございます。個人的にはこの研修が1番楽しかったです。やっぱり今までの研修はあくまでも座学なので味気なかったのですが、実際に現場を見ながら業務をやらせてもらったり、業務上の注意点を学ぶことが出来るのは非常にありがたかったです。特に私みたいに未経験で開業をしようとする身の人にとっては最初で最後の勤務期間といっても過言ではないのでこの期間にどれだけ吸収するかということは常に課題にありました。そうはいっても、この業務は非常に奥が深いのでたった2カ月ですべてを覚えることは不可能なのですが、それでもぜひ受けられるのでしたら受けてほしいなと思います。交通費とかは自腹ですから金銭的に余裕があれば、、、といったところではありますが。
これが筆記試験合格から3月までの研修期間の体験記です。いかがでしたでしょうか。
合格してからの日々はとても忙しくあっという間に過ぎていきます。それでも合格したからこそ次のステップに踏むことができる喜びでいっぱいでした。これを読んでいる司法書士試験受験生の方には、合格してからの未来に期待を寄せながらあと2カ月の直前期を乗り切ってほしいと思います。
本日はここまで。また次回のブログでお会いしましょう。