合格後ってどんな感じ?その1

皆様、こんにちは。司法書士の竹本海雅です。

現在、司法書士試験受験生にとっては勝負の直前期だと思いますが、今回は私が試験に合格してからどんな出来事があったのかについてお話してみます。

合格後の生活

毎年、司法書士試験の筆記試験の合格発表というのは10月ごろにあります。そこから口述試験までの約2週間で各予備校が口述模試というものを開催します。各予備校の受講生でしたら基本的に無料で受けられるのですが、私はそうではなかったのでLECの口述模試を3000円支払って受験しました。
その申し込みがですね、ものすごく早いです。私は合格発表の翌日に申し込みしたのですが、その段階でもう枠がほとんどなく、追加した日程枠に滑り込んだ形でした。今ですと電話で申し込みができますので、合格発表当日に申し込みをすることをお勧めします。
まぁ、そもそもの話なのですが口述試験って基本的には落とさない試験で、きちんと出席して試験を受ければ合格できますのでわざわざ口述模試をお金を支払って受ける意味があるかは疑問符ですね。
その後は札幌ではLECしかないですが、各予備校の各校舎で合格報告会というイベントがあります。これは行けるのでしたらぜひ行ってほしいです。
ここで合格者の数名の方と顔合わせを果たすことが出来ます。これがなかなか楽しいです。特に独学で受験勉強をしていた方にとっては、司法書士試験受験生を目の当たりにでき、これだけでも世界が広がります。
というのも受験勉強はどうしても孤独になります。その孤独感というのは受験期間は薬になるのですが、合格してからはただの毒です。基本的に人間性がどこか失っていることがほとんどではないかと思います。かくいう私がそうでしたから。「司法書士試験を受けてるのは自分だけでは?」みたいな錯覚に陥った状態で受験勉強をすることになるので、一刻も早く人間性を取り戻すためにぜひ参加しましょう。

その後、口述試験があるのですがこの辺りから、先輩司法書士の方たちと交流を深めていきます。
実際、口述試験の後に先輩方と初の食事会がありました。私は諸事情で行けなかったのですが。。。
口述試験が終わってからは、以前のブログでもお伝えした、各青年会と司法書士会が主体で筆記試験合格者に向けてのフォーラムがあります。ここで、その後の研修の流れ等の説明を受けます。ここでその地域の合格者全員と顔を合わせます。そしてお互いの受験勉強の苦労話等で花を咲かせて仲良くなっていくのです。少なくとも私はそうでした。ちなみにこのフォーラムは最終合格発表の前に行われます。このことからも、いかに口述試験が落とさない試験なのかがよくお分かりいただけるかと思います。ここまでで昨年の10月の出来事です。

なかなか濃い内容だと思います。試験に合格した月から色々なことがありすぎて困ってしまうほどでした。ただ、これはこれでめちゃくちゃ楽しいんですよね。合格した瞬間からここまで世界が広がるとは思っていませんでした。
後は合格するとやっぱり自分に自信がつきます。自信がついて何でもやれるような気さえしてくるんですよね。それだけ司法書士試験合格という成功体験はすさまじいものを持っています。自信がつくので世界が変わるという言い方のほうが正しいのかもしれませんね。

今回はここまで。また次回のブログでお会いしましょう。

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